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2014年6月30日 (月)

『逸楽の懲罰』(セガンティーニ)

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ジョヴァンニ・セガンティーニ(イタリア 1858~99)といえば、その独特の点描法でアルプス地方の風物を詩的情緒を交えて描いた画家として知られていますが、この『逸楽の懲罰』(1891年 油彩・カンヴァス 235×129㎝ リヴァプール、ウォーカー美術館)は、彼の象徴主義絵画を代表する傑作として名高いものです。

堕胎や放置によって子供たちを死に追いやった「悪しき母親」たちの魂が昇天できずに浮遊している様が、セガンティーニ一流の情感あふれる美しいアルプスの山岳風景の中、やや官能的に描出されています。 

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