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2013年9月 9日 (月)

公爵令嬢タラカノワ (フラヴィツキー)

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コンスタンチン・フラヴィツキー(ロシア 1830~66)はペテルブルグの帝室アカデミーに学び、ローマにも留学し、ブリュローフの創作活動に大いに刺激された画家でしたが、この『公爵令嬢タラカノワ』(1864年 油彩・カンヴァス 245×188㎝ モスクワ、トレチャコフ美術館)は彼の最高傑作として知られています。

伝説によると18世紀の半ば、女帝エリザヴェータ・ペトローヴナの私生児として皇位継承を主張したエリザヴェータ・タラカノワは、エカテリナ2世によってサンクト・ペテルブルグのペトロパヴロフスク要塞に監禁され、1777年の洪水によって死亡した、ということですが、この洪水の場面をドラマチックにロマン派的情調を込めて描いたのが本作品です。

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コメント

持ちたるものは 一般庶民以上にめったにない洪水などに
衝撃が大きいでしょうね。その感情を描いていますね。

> kawasemi さん

この公爵令嬢の終焉のシーンには、
心なしか高貴なムードが漂っているようにも思われます。

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