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2013年8月18日 (日)

農民の娘 (アルグノフ)

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イワン・アルグノフ(ロシア 1729~1802)はシェレメチェフ伯爵の農奴として不自由な生活を送りながらも、すぐれた肖像画家としてロシア美術史にその名を残しましたが、この『農民の娘』(正式なタイトルは『ロシアの衣装を着た無名の農民の娘の肖像』)(1784年 油彩・カンヴァス 67×54㎝ モスクワ、トレチャコフ美術館)は最もよく知られている作品です。

ロシアの民族衣装に身を包み、かすかな微笑を浮かべた農奴を描いていますが、どこか気高さすら感じさせるその姿には、画家のヒューマンな心情が込められているようにも思われます。

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コメント

頭の冠や衣装はロシアならではのものですね。
この、凛とした気品は、作者の感じがします。

> kawasemi さん

まさにロシア的なコスチュームですね。
「凛とした気品」に画家の人道的な思い入れが感じられます。

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