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2013年8月22日 (木)

ライ麦畑 (シーシキン)

Photo_3

イヴァン・シーシキン(ロシア 1832~98)はレヴィタンと並んで後のロシア・リアリズム風景画の発展に大きく貢献した移動派の巨匠ですが、この『ライ麦畑』(1878年 油彩・カンヴァス 107×187㎝ モスクワ、トレチャコフ美術館)は特に有名です。

茫漠としたライ麦畑の中に堂々としたマツの木々がそそり立ち、小道がかなたまで通じていますが、画面中ほどに見える極小の二つの頭がそれらを取り巻く大自然の雄大さと対照的で、全体としてロシアらしいスケールの大きな光景が展開しています。

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ロシア絵画(作品別)」カテゴリの記事

コメント

こんな傾向のレアリスム風景画が結構好きです(^^)
自然の豊かさと無慈悲さを客観的に描いているせいでしょうか。
なんとなくアンドリュー・ワイエスの「クリスティーナの世界」が思い起こされます。

うわぁ、写真家と思っちゃいましたよ。
ロシアの小説に馬車が良く出てくるのですが、こんな風景を走ってるのかなと想像できました。

> 猫スキーさん

以前はその抒情性の希薄さゆえにあまり好きになれなかった画家ですが、
不思議と最近は親近感が湧いてきました。
確かにワイエスばりの透徹したリアリズムが感じられますね。

> Ray さん

道に轍とおぼしき跡が付いているところを見ると、
馬車も走っていたようですね。
こんな雄大な景色の中を通ってみたいものです。

ライ麦入りのパン好きです。この絵、いいな~~!!
こんなところ見たことあります。広いですーー
シベリア松が雄大

> kawasemi さん

ロシアらしい雄大な絵ですね。
いつかこんな広々したライ麦畑を実際に見てみたいです。

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

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