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2013年8月29日 (木)

湿った草原 (ワシーリエフ) 

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フョードル・ワシーリエフ(ロシア 1850~73)はほとんど独学で絵を学んだ風景画家でしたが、シーシキン、サヴラーソフ、そしてヴェネツィアーノフの影響を受け、特にシーシキンの崇拝者となりました。

『湿った草原』(1872年 油彩・カンヴァス 70×114㎝ モスクワ、トレチャコフ美術館)は彼の代表作で、病気(肺結核)療養のためにクリミア半島のヤルタに滞在していた時に描かれました。

ワシーリエフはそのままヤルタで23年の短い生涯を閉じましたが、この作品からはほのかな詩情と共に彼のロシアの大地に対する強い愛着が感じられるようです。

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コメント

アメリカ大陸の広さと ロシアの絵画の広さが違うというあたり
おもしろいです。 この絵もいいですね。こういう絵は、かなり
前にロシアの絵画展見ましたが 1号のハガキ大の大きさでも
雄大ですた。 ロシアは、湿地帯が多くそこに魚がいます。

> kawasemi さん

アメリカとロシアはどちらも雄大な大地を有していますが、
どこか質が違うような気がします。
ロシアにはほのかな憂愁の気のようなものが感じられますが、
偉大な画家たちはそれを敏感に写しとっているようです。

この綺麗な絵をCDジャケットの方に(ロシアものの)使用させていただいてもよろしいでしょうか。
コメント欄で失礼しました。。

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