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2013年6月19日 (水)

少年バーソロミューの幻視 (ネステロフ)

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ミハイル・ネステロフ(ロシア 1862~1942)はモスクワの絵画学校でペローフらに学び、ワスネツォフの影響も受けて母国ロシアの自然を背景にした宗教的歴史画を描きましたが、この『少年バーソロミューの幻視』(1890年 油彩・カンヴァス 160×211㎝ モスクワ、トレチャコフ美術館)は代表作の一つです。

後に聖セルジウスとしてロシアの宗教界に大きな影響を及ぼすことになったバーソロミュー少年が、森の中のオークの木の下で祈っていた修道士から、不得手だった読み書きと学識達成のための秘跡を授けられるという、聖人伝に取材した場面が描かれています。

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コメント

とても気持ちの良い絵です。見惚れてしまうのは、この画家の
感性からでしょうか。 少年は、いま 大切な忘れられないものと
話しているようです。 この風景、、もどこかで見たような気がします。
幻視・・??いえ。。

> kawasemi さん

風景には時空を超えた普遍性があって、
時としていつかどこかで見た記憶を呼び覚ましてくれますね。
ロシアらしい素朴で敬虔なムードに包まれた名品だと思います。

『幻視』のタイトルが気になっていました。明るい絵で民族衣装が可愛いです。

> Ray さん

聖人伝に基づいて描かれた絵なので、幻視が事実かどうかはわかりませんが、
とにかく民族色豊かな魅力的な作品です。

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