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2013年6月 2日 (日)

カナの婚宴 (ダヴィッド)

Photo_2

イエスがただの水をブドウ酒に変えたという、福音書に見られる最初の奇跡のエピソードは、キリスト教絵画のテーマとしてよく描かれましたが、ダヴィッド(オランダ 1460頃~1523)の描いた『カナの婚宴』(1509年頃 油彩・板 100×128㎝ パリ、ルーヴル美術館)にはフランドル絵画特有の穏和さと親しみやすさが感じられます。

前景両脇に跪いている男女はこの作品を依頼したさるカスティリャ出身でブリュージュに定住していた夫妻で、背景に見える建物は実際のブリュージュのものを写しているようですが、全体として聖餐式を思わせるような穏やかな雰囲気に満ちています。

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コメント

中世のオランダやネーデルラントは、海に面して開けた
ところだったと思います。 表情の少ないしかもリアルな絵画は
見るもののイメージを豊かにするように思います。不思議です。

> kawasemi さん

言われてみると、確かにどの人物も表情に乏しいですね。
ただそれが画面全体に温和で神聖な雰囲気を作り出しているようにも思えます。

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