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2013年3月27日 (水)

ウラジーミルとログネーダ (ロセンコ)

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アントン・ロセンコ(ロシア 1737~73)はパリとローマに留学し、古典主義に基づくロシア・アカデミズムの代表的画家になりましたが、この『ウラジーミルとログネーダ』(1770年 油彩・カンヴァス 212×178㎝ サンクト・ペテルブルグ、ロシア美術館)は彼の歴史画の代表作の一つに数えられています。

980年にノヴゴロドのウラジーミル公がポーロツクを占領した際、さる公爵の娘ログネーダに言い寄る場面が描かれていますが、懇願するかのように腰をかがめるウラジーミルや、のっぴきならない状況に追い込まれながらも誇り高く拒否するログネーダ等、さながら演劇を見ているかのような印象を与えられます。

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ロシア絵画(作品別)」カテゴリの記事

コメント

衣装も 雰囲気もロシアの独特なものをだしています。
真面目で 真剣そうですが 女性は困った・・でしょうね
召使いは、どうしたものかと 悩んでいる顔も真剣です。
ポーロックってポーランドかな? 白ロシア?(ベラルーシェ)
あのあたりは、境目のない大平原ですね。

> kawasemi さん

全体としてロシア的雰囲気が感じられる絵ですが、
ご指摘のように人物一人一人の表情が実に豊かで、
舞台上のお芝居を見ているような気分になります。
ポーロツクは現ベラルーシの一都市みたいです。

わざとらしいくらいの表現で、言葉の代わりになってるのですね。

> Ray さん

やや大仰な感じもしますが、それだけに
各人の心境がよく表れていてわかりやすいような気もします。

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