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2013年2月 8日 (金)

婚礼に現れたまじない師 (マクシーモフ)

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『婚礼に現れたまじない師』(1875年 油彩・カンヴァス 116×188㎝ モスクワ、トレチャコフ美術館)は農村出身のヴァシリー・マクシーモフ(ロシア 1844~1911)が自らの体験に基づいて描いた風俗画です。

右側に雪をかぶったまじない師が立っていますが、この家の主人夫婦が彼の機嫌を損ねないように、つまり呪われないようにと、歓迎のしるしのパンと塩を与えようとしています。

マクシーモフが兄の婚礼の折に実際に現れた招かざる客の記憶を基に描いたこの作品からは、当時のロシアの農村の興味深い風俗が窺われます。

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ロシア絵画(作品別)」カテゴリの記事

コメント

おもしろい歴史を見せる絵に思います。ロシアの風貌、身形
をリアルに感じます。それと、「素朴な神」と「素朴な感じ方」を
表しているように思います。

> kawasemi さん

19世紀ロシアの農村風俗を目の当たりにするようですね。
まさに「素朴」という形容がぴったりだと思います。

ときどき、報道写真的絵画がありますが、これにも同じ印象を受けました。
家族がこれを飾りたいかは微妙でしょうか。

> Ray さん

確かに報道写真的な絵ですね。
それだけに当時の風俗がよくわかって興味もひとしおです。
害のない闖入者と一緒の絵は結構懐かしいメモリーになったりするかも。

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