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2013年1月21日 (月)

パオロとフランチェスカ (フォイエルバッハ)

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アンゼルム・フォイエルバッハ(ドイツ 1829~80)はギリシア神話や古典文学作品をテーマにした絵画や肖像画を得意分野としていましたが、その作風は古典的な静謐さと後期ロマン派の理想主義を特徴としています。

『パオロとフランチェスカ』(1864年 油彩・カンヴァス 137×100㎝ ミュンヘン、シャックギャラリー)はダンテの「神曲」中の悲恋のエピソードをテーマとしています(おそらくは二人で「アーサー王物語」を読んでいるシーン)が、フォイエルバッハの持ち味が十分に発揮された秀作と言えるでしょう。

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コメント

近代の古風な感じですね。アーサー王物語はその事実はどうであれ
勇者の勇気に憧れていることでしょうね。日本では 誰に当たるかな
日本神話の中に 居そうです。

> kawasemi さん

このあと二人は禁断の口づけを交わし、ますます愛し合うようになって
フランチェスカの本当のいいなずけに二人とも刺殺されてしまうわけですが、
地獄で永遠に抱き合ったまま漂わねばならなくなるとは、
あまりに不憫な運命だったと思います。

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