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2012年5月 8日 (火)

神田めぐり

神田といえば、私のイメージでは、まず何といっても本ですね。

ひとむかし前までは、よくこのエリアを訪れて、新本を買ったり処分したくなった本を古書店に持ち込んでは買い入れてもらったりしていました。

ところが昨今ではすっかりご無沙汰していました。

というのも私が書籍というものをほとんどアマゾンで購入するようになったからです。

神田には三省堂や東京堂といった新刊書店の他にも、数多くの古書店が軒を連ねていることは周知のとおりですが、そのほか中国書籍専門の内山書店や東方書店があり、さらに以前ここには私の興味を引くロシア語関連の書店、すなわちナウカや日ソ、そして新世界レコードなど私にとっては百花繚乱(?)ともいえる顔ぶれを呈していたものです。

ですから神田を彷徨して何か興味を引く本はないかといろいろ物色することは一つの楽しみであり、格好のレクリエーションにもなっていたのですが、今やそのような楽しみ方は、私が以前ほど本に興味を持たなくなったことも手伝って、ほとんどできなくなってしまいました。

今日の午後、正直なところブログネタということも念頭に置きつつ、久しぶりにこのエリアを歩いてみましたが、それほど大きくは変わっていませんでしたね。

JR御茶ノ水駅を出て、まず向かったのが神田のシンボルともいえるニコライ堂です。

エキゾチックなその姿はいつ見ても独特の風情があり、飽きが来ません。

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そして次に向かったのがご存じ、三省堂です。

この神田を代表する新刊書店の周辺で写真を撮ろうかとも思ったのですが、なにぶんにも人が多くて、どうしてもその姿が写ってしまいそうだったのでやむなく見送り、店内に入りちょっと見て回りましたが、特にめぼしいものもなく、夕方になってきたので、かねてから予定していた銀座アスターお茶の水賓館での夕食へとしゃれこみました。

銀座アスターお茶の水賓館は、ニコライ堂の近くにある新お茶の水ビルの最上階(21F)というロケーションにあるため、その眺めの良さが売りとなっています。

今まで行ったことのある銀座アスターは、地元にある浦和賓館と日本橋賓館のふたつだったので、今回のお茶の水賓館は3つ目にあたります。

少なからぬ興味を抱いて入店すると、やはり眺望は上々で(曇天だったのが少し残念でしたが)、かの東京スカイツリーも不完全ながら(笑)正面に見えました。

Photo_20

右に見えるのが東京スカイツリーで、左端に神田明神が(半分)見えます。

食するものは好物の炒飯と杏仁豆腐とあらかじめ決めていました。

炒飯はかなりオーソドックスなもので、こんな感じでした。

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ゆっくりと味わいながら(お味も極めてクセのないものでした)食べ終わると、次に出てきたのが私の銀座アスターにおける定番のデザートであるフルーツたっぷりの杏仁豆腐。

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フルーツがやや酸っぱく感じはしましたが、そのあとでゆっくり味わった杏仁豆腐が美味でした(杏仁豆腐が舌に乗っている時、一種の至福を感じるほど私はこのデザートが好きです)。

新お茶の水ビルを出て、すぐ目の前にあるJR御茶ノ水駅に歩を進める頃には、すでに夕暮れ時で、駅は勤め人や学生とおぼしき人々でごった返していました。

以上、久々の銀ぶらならぬ神ぶらでしたが、いろんな面で銀座アスターはお気に入りの中国料理店なので、いつか機会があったらまた別の店舗も訪れてみたいと思っています。

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コメント

もう、、いつ東京へ行ったか・・・^^。最近は、出向いていないので
神田の懐かしさ・・。
それに おおお!!! 言葉が、懐かしかった 「ナウカ」 何年ぶり!!
忘れた言葉でなく  ロシアより ナウカ書店が 遠くにあったw.

本が 本として成り立っていた時代、 人も人だった気がします。

> kawasemi さん

「ナウカ」をご存じだったのですね!(いちだんと親しみが湧いてきました)

当今ではニューメディアに押されて、やや影の薄くなった「本の街」神田ですけど、
やっぱりあの「紙の感触」は捨てがたいものがありますね。

「本が 本として成り立っていた時代」・・・ 私も懐かしいです^^。

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