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2012年4月 1日 (日)

プーシキンの詩によるロマンス

Photo_3アレクサンドル・セルゲーヴィチ・プーシキン(1799~1837)は、ロシア最大の国民詩人です。   

主要作品としては、『エヴゲーニー・オネーギン』(韻文小説)、『ボリス・ゴドゥノフ』(戯曲)、『スペードの女王』(短編小説)、そして『大尉の娘』(長編小説)等があります。

プーシキンの作品は、ロシア人にとっては「心のふるさと」のようなものだそうで、彼らにとってロシアの文学者といえば、わが国でよく知られているトルストイやドストエフスキーよりも、まず最初にプーシキンが来るそうです。

彼の書いた優れた作品はまた、著名な作曲家たちによってオペラ化されていて、たとえば『エヴゲーニー・オネーギン』『スペードの女王』(チャイコフスキー)、『ボリス・ゴドゥノフ』(ムソルグスキー)、『ルスランとリュドミラ』(グリンカ)、『金鶏』(リムスキー=コルサコフ)といったものが有名です。

プーシキンはこれらの傑作を次々と発表する傍ら、その長くない生涯を通して、折にふれてみずからの心情を吐露する美しい抒情詩も数多く書いていて、それらもまた偉大な作曲家たちによって曲を付けられています。

今回ご紹介させていただく5つのロマンス(抒情的歌曲)は、ロシアの作曲家たちがこの偉大な詩人の作品に付けた数多の曲の中のほんの一部に過ぎませんが、どれも有名なものばかりで、ワタクシ自身も気に入っているものです。

歌詞はもちろんロシア語ですが、ここでは訳詞を省略させていただきます(ご興味がおありのかたは、プーシキン詩集等を参照していただけたら、と思います)。

1.『私は覚えている、あの素晴らしい瞬間を』(グリンカ作曲)

2.『美人』(リムスキー=コルサコフ作曲)

3.『流れる雲は薄れゆき・・・』(リムスキー=コルサコフ作曲)

4.『歌うな乙女よ、わが前で・・・』(ラフマニノフ作曲)

5.『夜』(アントン・ルビンシテイン作曲)

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コメント

はじめまして。kawasemi ともうします。
カレーライスを 作り終えフッと 開くと 素敵な名前が 並んで
しばらく 聞かせていただきました。 好きな方ばかりです。 ルービンシュタイン・・
あ~あれも、 当時のロシア皇帝の女性たちにもてはやされて 記憶にのこる曲
ですね。 あとの方も みんな 好きです。

始め、ハッと思ったのは、プーシキンがあったからです。 ツルゲーネフ もう忘れましたが 色合いが好きでした。何十年もまえです。 素敵な 一時をありがとうございました。

kawasemi さん、コメントありがとうございます。
楽しんでいただけて、光栄です。

拝見したところ、ロシア文化に精通されていらっしゃるようですね。
そして、それに対する愛着が伝わってきました。

ロシアは、詩でも音楽でも、その他なんであれ、
西欧(ちょっと優等生的)とはまた違った、
独特の味わいがあると思います。

これからも、よろしければ時々お立ち寄りください。
見ていただいて、ありがとうございました。

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